Hotchpotch Miyagi

元某編集チョー、今しがないコーホーがお送りする、ごった煮みやぎ。

味の治外法権や〜★

丸森町でのイベント帰り。今日は、角田市の「たら福」で味噌ラーメンを食べる目論見だったのだけれど、イベント出展でお休みとのこと。ならばと大河原町の「西安刀削麺」で辛いヤツを食べることにしました。

「麻辛刀削麺(山椒入)(750円)」。最近、某魔界さんのデスオイルのせいで辛いものにハマってたので、迷うことなく大辛コール。店員さんは相変わらず愛想なく「850円ネ」と塩対応。で、着丼したのがコレですよ。見た目がもうたまらない。

刀削麺は技術がモロにでる料理。ここのは、削り出された麺が一定の太さと厚さ。仕上がりが超のつく一級品です。肉味噌の具合いも素晴らしい。グッチャグッチャとかき混ぜて、さあひと口。

うん、辛いです。後頭部を不意にぶん殴られたみたいに辛い。く、唇が腫れていくのがわかるほどの刺激。喉が焼けるのがわかる。ちょっと後悔するぐらい辛い。いや、もはや後悔の念しかない。調子のっててすみませんでしたと天を仰ぐ。しかし、何かの間違いかもしれない。と、もうひと口。しかし、現実を突きつけられる…。

マゾヒストに人気だという、あの店員のあの塩対応を見た時点で気づくべきだったのだ。この店内は中華人民共和国なのである。客に向けたサービスなんて概念はない。無論、日本人に向けた料理なぞ存在しないのだ。

大・中・小から辛さを選べるのだが、中は「中華の中」なのだろう。大辛は中国人でも辛いのが特別好きな人に向けた味。そう考えれば合点がいく。ならアレか、小は「小日本」の小か!何クソ、絶対完食してやる!!

とか妄想しながら食べてきました。無事、完食しました。辛いけど美味いのです。でも、美味いけどクソ辛い。奥さんは泣きながら食べて、途中で土下座するように箸を置きました。

さあ、これからが真の勝負。では、トイレに行ってまいります…。


西安刀削麺宮城県柴田郡大河原町新東21-11(Google マップ
お尻とその穴の文化史

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