Hotchpotch Miyagi

元某編集チョー、今しがないコーホーがお送りする、ごった煮みやぎ。

日本食の原風景

第2土曜日と日曜日が定休日。つまり仙台市街地に勤める社会人のためのお店な訳ですよ。目の前はJR東日本の入るビル。いいなぁ、エリートは。大和町とか言う北の町で仕事をする僕には食べる機会がエラい少ない店な訳ですよ。

と、やっかみつつも、ひさしぶりに食べられました「七郷屋」。美味しい焼き魚が食べられる名店です。

「銀たら定食(1,300円)」。

嘘。これ撮ったのは数年前の取材のとき。スマホじゃこれは撮れません。その時は1,100円だったみたいです。今日撮ったのはコレ。

ショボッ!!

照明立てて仕事として撮った写真と、スマホで「早く食べたい!」と思いながら撮った写真が同じはずがありませんね。



久々にお邪魔した七郷屋さん。12時過ぎには自慢の焼き魚が半分以上売り切れてました。間違いのない人気店です。大好物の銀たらを筆頭に、紅さけ、銀むつ、めばる、ぶり、ほっけ、赤うお、銀ひらす、さばなどが大皿に乗りカウンターに並びます。それにしても銀たらは、最早高級魚ですね。1,300円とそこそこ値が張りますが、その他は700円〜850円と庶民的なお店です。


ここの銀たらがどれだけ美味いかって、通称「銀たら屋」と呼ばれるほど。常連と思わしきナイスミドルたちは、8割ほど銀たらをオーダーする印象です(あくまでもイメージです)。


ふわっ!ジュワァ!身のやわらかさと脂の乗りは、相変わらず目が丸くなる美味さ。醤油とみりんをベースにしたタレのほんのりした甘さ。このタレが銀たらの脂の甘さを引き立ててる。この美味さを受け止めるのがごはん。宮城の米の美味さはさることながら、炊き方が秀逸すぎる。魚と食べるとなお旨い。出汁の濃いみそ汁、お新香。たまりまセブン。

世界遺産に登録されたとかいう、権威に寄りかかった「和食」とかいうモノじゃなく、日本人が愛する日本食の原風景。食後の満足感が半端ない。


取材時にご主人が語った「こだわりはないです。当たり前のことを当たり前にしているだけ。」と言う台詞がカッコよすぎる。大体人間なんて、成功したらその余韻にかまけて手を抜くものですよ。当たり前は当たり前じゃない。未食の仙台人は罪です。明日行くべき。日曜日休みだけど。


七郷屋仙台市青葉区中央4-8-16(Google マップ
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