亥年に圧倒的酉年感。
ブログはじめが2月にずれ込んでしまいました。サボっていた訳ではなく、高血圧を考慮してのラーメン減。ラーメンは一ヶ月に2杯程度に収めよと、奥様からの提言でございます。
言い訳はこれぐらいにして、本日は久し振りに長蛇の列へ身を投じてきました。国分町「中華そば 嘉一」。某地域情報誌のラーメン総選挙のせいでしょうか、以前よりも行列の長さが伸びたような気がします。
「鶏チャーシュー麺(880円)」に、問答無用のBセット(ご飯+鶏皮 150円)。
オープンカウンターの店内。店主の真面目な仕事ぶりは、まるでショーのよう。器を湯で熱し、麺を茹でる直前にしっかりと手揉みする。麺は大量の湯の中で自由に泳ぎ、見事な平ザルさばきで一杯の丼ぶりに収められていく。この仕事が一杯の味を確かなものにするのです。
純鶏のスープはスポーツドリンクのように身体に沁み渡り、プリプリの中太自家製麺は個人的に超好み。コリコリの鶏チャーシューは、噛めば噛むほどに、旨味があふれる。「柔らかいは正義」の糞みたいな世の中に鉄槌を下す逸品なのです。
そして大事なBセット。鶏皮をそのまま食べるのはモグリの仕業。大きく厚い鶏皮は、まずスープに投入。しばらく放置し、温められ柔らかくなった鶏皮をご飯にON。巻くようにして食べるのが正解です。至福。この食べ方、決してオレ流なわけでなく、店主に聞いた食べ方だから間違いないのです。お試しあれ。
そうそう、今日も職人丸出しの店主でしたが、白衣を脱ぎ捨てたオフの日は、超オシャレなお兄さんだったりします。
中華そば 嘉一/仙台市青葉区国分町3-8-12(Google マップ)
- 作者: 落合博満
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1986/04
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