Hotchpotch Miyagi

元某編集チョー、今しがないコーホーがお送りする、ごった煮みやぎ。

この店を紹介するために、僕は媒体を辞めたのだ。

どうも、嘘です。でも、取材拒否のお店なので、媒体に属している以上紹介できなかったのは本当です。大好きなお店、いろは横丁の「鳥よし」さんに久しぶりにお邪魔してきました。一年ぶりくらいになっちゃったのに、「久しぶりーー!」と笑顔でお迎えいただ…

日本食の原風景

第2土曜日と日曜日が定休日。つまり仙台市街地に勤める社会人のためのお店な訳ですよ。目の前はJR東日本の入るビル。いいなぁ、エリートは。大和町とか言う北の町で仕事をする僕には食べる機会がエラい少ない店な訳ですよ。と、やっかみつつも、ひさしぶりに…

宮城で食べるSAPPORO STYLE

本日は角田市まで遠征し、元・ヤナハラ工業こと「札幌味噌らーめん たら福」さんへ。ヤナハラ工業はご存知でしょうか?株式会社ヤナハラ工業の社員寮内で、食堂スペースを使って営業していたラーメン屋さんです。震災復興の工事をする会社だったそうで、ひと…

史上最強の焼肉定食

肉で一番好きなのは豚です。次に鶏。羊がきて牛。異論は認めます。豚の何が好きって、大してイイ肉じゃなくてもソコソコ食べられるところ。牛はその差が酷いから嫌い(でも美味しい牛さんは好き)。そして、豚肉の中でもさらに好みなのが肩ロース。昔はバラ…

夜営業に滑りこむ。

急遽発表された大崎市「中華そば上々」と八軒小路「中華そば蒼々」のコラボ企画。職場の本社が上々さんの近所なもんで、無理せずとも食べられるのですがね。どうにも気になり仕事を早々に切り上げ、高速を飛ばしてやってまいりました。着いたのは、閉店時間…

亥年に圧倒的酉年感。

ブログはじめが2月にずれ込んでしまいました。サボっていた訳ではなく、高血圧を考慮してのラーメン減。ラーメンは一ヶ月に2杯程度に収めよと、奥様からの提言でございます。言い訳はこれぐらいにして、本日は久し振りに長蛇の列へ身を投じてきました。国分…

ワハハ本舗の本気を見よ。

ホラー映画が嫌いです。あんな子供だましで驚かせて、キャーキャー言って何が楽しいのか分からない。驚かせることに注力しちゃうから、驚かせることがメインになっちゃうから、薄っぺらい脚本になっちゃう。一番観る必要のないジャンルですね。 恐いわけじゃ…

2018年、〆の一杯はコレに決めた。

2018年は10年勤めた広告代理店を辞め、今までのラーメン尽くしの生活にピリオドを打つかに見えながらも、多少ペースを落としつつそれなりにラーメンを食べ、緩やかに血圧が減少する一年となりました。そんな戌年に終止符を打つラーメンは、鶴ケ谷の行列店「…

宮城屈指の行列店へ

珍しく昼時に仙台方面にいたので、重い腰をあげてあの行列店へ。ラーメン王子GPでは毎年上位に顔を出す、泉区市名坂「自家製太麺渡辺」。近所の学生を中心に、今日もエゲツない行列が出来ていましたよ。 ローテクな店主も最近twitterを始めちゃいましたね。T…

ローカリズムという考え方。

「中央」に対する「地方」。もしくは「都会」と「田舎」。ローカリズムとは日本語で訳せば地方主義となり、自分の住む地方や郷土を第一とする考え方になる訳です。世界規模で見れば、最近流行りの日本万歳的なテレビ番組はローカリズムによるものであり、ト…

さあ、ワインの話をしようか。

色々好きなものがありますが、ワインもそのひとつ。特に「ヴァン・ナチュール」とか「ビオワイン」とか「自然派ワイン」なんて呼ばれるワインが大好物でございます。ブドウに付着した酵母で醸造するため、人工的に酵母を添加しないワイン。そのためにはブド…

過剰歯で口の中が広いから音域がでる。

人並み以上には音楽が好きなのですが、Queenは僕の音楽歴に入っておらず、故に一般知識しか持ち合わせてません。フレディ・マーキュリーと言えば、口髭生やして胸毛出してて、声高くて歌上手くて、ゲイでAIDSで死んだ人って感じ。ウィーウィーウィーウィーロ…

THE UP-TOWN SENDAI, SALAMIN’ NIGHT!!

ご当地ラーメンって何種類ぐらいあるのでしょう?田舎モンなもので、個人的に馴染みがあるのは喜多方、白河、佐野、津軽くらいでしょうか。博多や札幌、旭川、和歌山、尾道、鹿児島、熊本…キリないな、もうやめよう。と、とにかく一杯あるのは容易に想像でき…

四周年おめでとうございます。

四周年を迎えた「中華そば上々」さんへ、仕事の合間を縫ってお邪魔してきました。いやめでたい。めでたいので「4周年限定中華そば 肉増し(1,000円)」。いつも醤油or塩の選択に困るのですが、今回は醤油をオススメいただいたので助かりました。肉増しにした…

一年ぶりの復活に沸く。

ラーメン激戦区、荒町商店街の「荒町商店中華そば ふじやま」さんへ。イケメン店主が紡ぎ出す煮干しのスープが絶品ですが、今日食べたのは「れもんと黒胡椒をきかせた比内地鶏油そば」。某媒体の4周年記念にコラボした限定メニューが、一年ぶりに復活したと…

我々は地獄への進軍を決行した!

11月13日から開催されている「ヘルズキッチン一周忌法要」。朝っぱらから車と人が並び、一時間近くも早く店を開けたという情報も…。これはしばらく有り付けないなぁ、と半ば諦めモードになってました。でも会社がご近所なもんで、お昼のチャイムとともに念の…

焼肉戦線異常なし〜河原町篇

仙台駅から南へ、五橋、愛宕橋を越えると河原町。その後は今をときめく長町ホニャララ駅が続く、まるで谷のようなエリアです。駅を降りれば、河原町商店街という名ばかり商店街。何があるわけでもない、でも暮らすには何の不満もない、そんな土地でございま…

ヤワなハートがしびれる、ここちよい花椒のシゲキ。

名取市の「麺屋 八」さん。相当な個性派と噂を聞き、足を運んだのは数年前。取材協力の打診をするも、紙媒体の取材は受けるけどWebは嫌なのだとお断り。その後、幾度となくチャレンジしたけれど、結局取材に至らなかったお店なのです。 取材を断られたお店っ…

ヤワな奴、嫌いじゃないかも。

ひとつ前の記事で「柔らかいのが正義」という世の中に疑問を呈しておいてアレですが、予約必須の名店で寿司食って、本マグロの柔らかさに昇天してしまいました。「柔らかいのが正義」というか「美味いが正義」ですね。超ヤバかった。愛宕橋駅近くの「弘寿司…

ヤワなハートがしびれる、ここちよい針のシゲキ。

奥さんの希望で向かったのは、秋保にある「jeenya」。まあオシャレな空間のカフェです。大きなはめ殺しの窓にうつる秋の景色が絵画のよう。 はめ殺しってなんかいやらしい響きですね。 残念ながら店内の撮影は料理以外NGとのことなので、ぜひ現場に向かって…

ミシュランとかの権威には負けぬ。

本日は広告屋時代の後輩とランチに。ラーメン!蕎麦!うどん!パスタ!という麺縛りのオーダーに用意したのは、古川の「ミートレストラン T's」。その名の通り、お肉屋さん「髙正精肉店」が直営するレストランなのですね。以前、ハンバーグの取材でお世話に…

久しぶりに新規開拓。

新店ができたと小耳に挟めば、宮城県内津々浦々。納得する一杯を月一で紹介するという仕事は、結構大変なのですよ。〆切間際なのにまだ店が決まらない!なんて時は、一日に4杯食べたりなんかして。気がつけば血圧も体重も上昇。これは労災級ですよ。死んだら…

性と暴力そして革命。

白石和彌監督作品「止められるか、俺たちを」、監督と井浦新、タモト清嵐の舞台挨拶があるので行ってきましたよ。監督が二十歳のころ門を叩いたという「若松プロダクション」。故・若松孝二監督の元に集まった若き才能らの群像劇です。ちなみに、若き日の若…

うまいコーヒーにセカンドもサードもない。

最近のサードウェーブと呼ばれるコーヒーブーム。 サードウェーブコーヒーは、ワインや茶、チョコレートのような他の食品植物のように、消費者が風味、品種、産地の素晴らしい特性を理解できるよう、適切な焙煎、抽出がなされることが求められる。サードウェ…

キューブリック×IMAXの破壊力よ。

仕事終わりに観てきました「2001年宇宙の旅」のIMAX上映。大学生の時に観て以来、20年ぶりぐらいに再見。印象的なカットは断片的に覚えてますが、正直中身は忘れました。ほら、ファッション的に映画観るの流行ったんですよ、バグダッド・カフェとかバッファ…

限定の鬼が水曜日に舞い降りた。

通常は水曜日が定休の「らー神 心温」さんですが、なんやかんやと本日(水)は臨時営業されるとのこと。しかも本日スペシャル限定「汁なし味噌バターコーン(850円)」があるとのことで、久し振りの訪問です。味噌+コーン+バターの組み合わせはズルい!し…

何気に職人の技が光るひと皿だったり。

心温の「本気ナポリタン」を食べ損なったので、悔しまぎれに荒町商店街の「珈琲店ぴーぷる」へ。オーダーは勿論「ナポリタン(540円)」。調子に乗って、大盛りコールで+150円。デスオイルを仕込んでくるんだった!と後悔しつつ、タバスコドバーッでいただ…

ラーメィンの進化論。

古代ギリシアの哲学者アナクシマンドロスの仮説からはじまった進化論。チャールズ・ダーウィンが1859年に発表した「種の起源(On the Origin of Species)」は、多くの批判・反論を受けつつも、多くの支持を得て次第に影響を広げていきました。あ、今ウィキ…

味の治外法権や〜★

丸森町でのイベント帰り。今日は、角田市の「たら福」で味噌ラーメンを食べる目論見だったのだけれど、イベント出展でお休みとのこと。ならばと大河原町の「西安刀削麺」で辛いヤツを食べることにしました。「麻辛刀削麺(山椒入)(750円)」。最近、某魔界…

洋画観ないおじさんのその理由。

映画は大好きですが、観る95%が邦画。何故って、残念ながら生まれも育ちも日本国でございまして、はなはだ英語がわからない。もう致命的でございます。この時点で、つくり手の思いがググッと目減りし、ググッと戸田奈津子の思いが入ってくるわけです。あゝ嫌…