Hotchpotch Miyagi

元某編集チョー、今しがないコーホーがお送りする、ごった煮みやぎ。

一年ぶりの復活に沸く。

ラーメン激戦区、荒町商店街の「荒町商店中華そば ふじやま」さんへ。イケメン店主が紡ぎ出す煮干しのスープが絶品ですが、今日食べたのは「れもんと黒胡椒をきかせた比内地鶏油そば」。某媒体の4周年記念にコラボした限定メニューが、一年ぶりに復活したとのことで行ってまいりました。

11月18日まで!なんて言うから焦るよね。会議があった県北の某市から、法定速度ギリギリで帰って来たもんね。お陰様で今年もありつけました。



美しい盛り付けに箸を入れ、崩し混ぜていく背徳感。混ぜるほどにタレにトロみがつき、混ぜるほどにレモンの香りが食欲を誘います。

あっさりとし、まったくクドくない不可思議な油そば。まろやかな食味で、レモンの香りが心地よい。皮ごと果実を噛み、もう一度食せば、今度は全体の味わいが輪郭はっきりと際立つ。粗い黒胡椒が後味をキリリとしめる、その計算されつくした味わいに脱帽だ。

低温調理された鴨肉は、げに柔らかで旨味が凝縮。皮身とともに炙られた胡椒が香ばしく、これだけで一品料理として成立する旨さ。食券機にあるスパークリングワインのボタンが光って見える…。



と、今回の記事はどうにも丁寧ですね。そりゃそうです、しっかり取材してますから。しかも一年前に書いた記事の焼き直しですもの。ただ食うラーメンも美味しいんだけど、店主から色々聞いて食べる一杯って最高なんですよ。あゝ、媒体に戻る気はサラサラないけど、久しぶりに取材したいなぁ。


荒町商店中華そば ふじやま宮城県仙台市若林区荒町171(Google マップ
FUNK FUJIYAMA

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